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手術との因果関係を示す根拠はなし…遺伝子を改変した豚の腎臓を移植した男性が手術2カ月後に死亡

3月にアメリカで遺伝子を改変した豚の腎臓を移植した60代の男性患者が手術から2ヶ月後に死亡した。

写真提供=マサチューセッツ総合病院/スレイマン氏の生前の様子

AP通信が11日(現地時間)に伝えたところによると、末期の腎臓病の診断を受けた62歳のリック・スレイマン氏は昨年3月にマサチューセッツ総合病院で遺伝子を改変した豚の腎臓を移植した。

アメリカのバイオ企業「eGenesis」が繁殖させたドナーの豚から遺伝子を改変した腎臓を採取し、人間への移植を行った初めての事例だった。

当時、医療チームはこの豚の腎臓が少なくとも2年は機能すると予想したが、患者は移植後約2か月で死亡した。

マサチューセッツ総合病院の研究チームは彼の死を哀悼しつつ、患者の死亡が腎臓移植の結果だということを示すものはないと明らかにした。

スレイマンの家族は、「今回の移植手術に執刀した医師たちの尽力のおかげで、私たち家族は彼と本来よりも2か月も長く一緒に過ごすことができた」と述べた。また、スレイマンが移植手術を受けたのは、生きるために移植が必要な何千人もの人たちに希望を与える意味もあったと付け加えた。

一方、アメリカでは10万人以上が臓器移植待機者リストに登録されているという。その大部分は腎臓の疾患の患者で、毎年数千人が自分の移植の順番が来る前に死亡するといわれている。

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